名古屋グランパスの長谷川健太監督(56)が全得点にからんだFW永井謙佑(33)をたたえた。

前半27分の先制点、ロスタイムの2点目をアシスト。後半19分には、浦和GK西川がはじいたボールを体に当て右足で押し込み、古巣に復帰後初ゴール。長谷川監督は「アシストでしっかり結果を残しつつ、2点目のカウンターの起点にもなって、3点目も決めて非常にFWらしい仕事をしてくれた」と手放しでこの日の仕事ぶりを評価した。

FC東京時代にも一緒に戦い、能力はよく知るところ。「非常にいい影響をチームにもたらしてくれていると思う」と話した。

また、この日の勝利で、名古屋はJ1ホーム通算250勝を達成。「本当に今まで関わってきた全てのスタッフ、関係者、スタッフ皆さんのいろんな支えがあったからこそ勝利を重ねることが出来た。ファミリーの皆さんがしっかり支えてくれたからこそできたと思っている」。クラブの歴史に携わった全ての人に感謝した。

 

▼J1監督通算500試合指揮 名古屋の長谷川健太監督(56)が6日の浦和戦で達成。西野朗監督(524試合)ペトロビッチ監督(511試合)に次いで3人目。初采配は清水監督時代の05年3月5日の広島戦。J1通算225勝121分け154敗で、勝利数は西野監督の270勝に次いで歴代2位。3位はペトロビッチ監督で222勝。