浦和レッズが4発で快勝し、公式戦7戦連続負けなしとなった。チーム内のコロナ禍やケガにより、この日はベンチにDF0人という状況だったが、そんな影響を全く感じさせない戦いぶり。ピッチ内の選手全員が躍動する姿に、リカルド・ロドリゲス監督(48)は「今まで試合に絡めなかった選手がしっかりといい準備をして、ピッチで貢献できる。いいチームになる上で重要ですし、その過程にいると思います」と満足そうに話した。

 

浦和ロドリゲス監督の一問一答は以下の通り

 

-試合を振り返って

今日の試合は入りがすごく良かった。最初の30分までに相手の出方を見ながら、2つのシチュエーションでしっかりゴールを取ることができた。後半を前に相手が形を変えて3-4-2-1にしてきたが、そういう相手が修正をかけてきた時にその中でも出方を見ながら対応できて、ピッチの中の現象を解決できていた。1失点するところあったが、全体的にしっかりと堅く守れたと思う。追加点も取れたし、非常にいい勝利だったと思います。

 

-メンバーを変えてもサッカーのレベルが落ちないのは

監督として非常にうれしく思います。誰が出ていてもしっかりとパフォーマンスを維持する、戦うことが出来るのは非常にうれしいこと。選手たちがしっかりやるべきことが整理されていて、しっかりと理解して遂行する、ハードワークするところがパフォーマンスを維持出来ている理由。

試合に今まで出ていなかった、出場時間が短かった選手がしっかりと結果を残してくれて、うれしかった。知念、アレックス(シャルク)、今回試合に出て非常にいいプレーをしてくれた。得点も取っていますし、しっかりと準備できていたこと、非常にうれしく思います。残り2カ月もしっかりと戦い続けることが大事だと思います。

 

-大久保をトップ下で起用した理由、知念のプレーについて

江坂が試合までに1日しかトレーニングできない状況だったことが1つある。大久保はサイドでのプレーも、中でも非常にいいプレーができる。実際に中でのいいプレーからのゴールもあった。選んだ理由は江坂にそういう事情があったということもある。江坂がしっかりとトレーニングを積み重ねることができたら、オプションとして頭にはあった。

知念は(前回先発してミスをした)名古屋との試合の後で、完全な試合ができてうれしく思っている。チームとして必要なタスクをやりきってくれた。CKからゴールを取ることが出来ましたし、非常にいい試合をしてくれた。彼だけでなく、久々に試合に出た選手がいますし、どの選手もチームのやるべきことをやってくれて、うれしく思います。今まで試合に絡めなかった選手がしっかりといい準備をして、ピッチで貢献できる。いいチームになる上で重要ですし、その過程にいると思います。