北海道コンサドーレ札幌に韓国出身GKク・ソンユン(28)が来季復帰することが決まった。25日、札幌・宮の沢でのファン感謝イベント「2022サポーターズデーin宮の沢白い恋人サッカー場」で三上大勝GM(51)が「ソンユンが10月にはチームに合流し、来季一緒に戦えることになっています」とサプライズ発表した。

クは20年5月に兵役の準備のために韓国Kリーグ大邱に完全移籍するまでの6シーズン所属していた。21年2月から兵役義務により金泉尚武入りし、7日に兵役を終えて除隊。8日に大邱から双方合意の上での契約解除が発表され、クラブを通じて「日本に戻ることになった」とコメントしていた。韓国代表経験のある元守護神は、かねて札幌復帰を希望しており、3季ぶりに古巣でプレーする姿を見せることになる。ビザの手続きが終了次第来日し、チームメートと来季に向けて練習する。

この日は札幌時代の背番号と同じ25日だった。来場したサポーターからは喜びの拍手がわき起こっていた。

【関連記事】札幌ニュース一覧