女子サッカー・静岡SSUボニータの「なでしこリーグ2部優勝・1部昇格の報告とお祝いの会」がこのほど、磐田市内で行われた。

同市PR大使を務めるEXILEのAKIRA(41=磐田東高出)から「さらなる高みを目指して挑戦し続けてほしい。みなさんの頑張りと活躍が、磐田そして日本の元気につながる」と、サプライズのビデオメッセージが寄せられた。

スペシャルトークショーでは、ラグビー元日本代表で静岡ブルーレヴズの五郎丸歩CRO(36)らがチームを祝福した。サッカー元日本代表の本並健治氏(58)やJリーグ磐田MF山田大記(33=藤枝東高出)と、選手らに来季1部で戦う心構えなどをアドバイス。話題はW杯で大金星を挙げた森保ジャパンにも及び、五郎丸氏は「戦術で勝った。戦略的に面白い試合だった」と話した。

客席に向け、小川貴史監督(45)は「みなさんの熱い応援のおかげで優勝できた」と感謝した。今季について、優勝の見え始めた9月のヴィアティン三重レディース戦(1△1)が「一番苦しかった」と振り返った。チーム8年目のDF山田優衣(26)は「本田美登里前監督からの土台があってこそ、花開いて優勝できた」。最後はチーム応援歌をシンガーのヤナギアオが熱唱。選手らも笑顔でリズムにのり、昇格を喜んだ。【倉橋徹也】