DF鈴木廉穏(れおん、3年)は自慢の俊足を生かす。50メートル6秒0で、チーム屈指のスピードスター。対人プレーの強さも兼ね備えており、「速さと強さで勝負できると思っている。その部分では絶対に負けたくない」と闘志を燃やしている。

中学まではFWだったが、高校入学後にセンターバックにコンバートされた。現在は右サイドハーフなどもこなす。試合状況によって出場するポジションが変えられることも強みだ。県選手権で出番がなかった悔しさを全国大会でぶつけたい。

将来の夢はスポーツトレーナー。高校卒業後は福祉系の大学に進学する予定だ。最初で最後の全国舞台に向けては「攻撃では自分のスピードを生かしたプレーでチームに貢献したい。守備でも相手の能力を封じる自信はある」と、イメージしながら出番を待つ。

◆鈴木廉穏(すずき・れおん)2005年(平17)1月4日、浜松市生まれ。小3から瑞穂SSSでサッカーを始め、中学時代は浜松開誠館中でプレー。家族は両親、妹。175センチ、70キロ。右利き。血液型A。

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DF信賀有希(3年)は果敢な攻撃参加で貢献する。DF登録だが、主戦場は両サイドハーフ。積極的に相手の背後を狙う動きで攻撃を活性化させる。今夏までは左サイドバックのレギュラーだった。だが、県選手権はメンバー外。悔しさを糧に再びはい上がり、全国大会のメンバー入りを勝ち取った。目標は「1分でもいいのでピッチに立ってチームのために走りたい」と貪欲だ。

同校の中等部出身で、高校への進学も迷いはなかった。兄の未希(みき)さんも同校のOBで高校3年時にはボランチのレギュラーだった。信賀は「(兄は)ずっとあこがれの存在だった。同じ高校にきて全国に出場できたことは素直にうれしい」。全国大会は出場がかなわなかった兄の思いも背負って戦う覚悟で「支えてくれた人に結果で恩返しをしたい」と力を込めた。

◆信賀有希(しんが・ゆき)2004年(平16)9月6日、浜松市生まれ。小1から龍禅寺FCでサッカーを始め、中学は浜松開誠館中でプレー。家族は両親、兄、姉、妹。174センチ、65キロ。右利き。血液型AB。

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DF堀江宰吏(つかさ、3年)はクレバーな守備で貢献する。主戦場はセンターバック。167センチと小柄な体格をカバーするために常に頭を働かせながらプレーしている。堀江は「体が小さい分、周りの選手との距離感やカバリングを意識している」。勉強でも成績は学年トップ。一般受験で国公立大への進学を目指しており、文武両道を続けている。

県選手権での出場機会はなかったが、11月26日のプリンスリーグ東海富士市立戦で先発出場。公式戦初出場のピッチで冷静にプレーし、勝利に貢献した。「緊張したけれど、自分でもできるという自信になった試合だった」。目標にしていたAチームでのデビューを果たしたことで目標もさらに高くなった。目指すのは全国大会で出場し、チームの勝利に貢献すること。

堀江は「1分でも出るチャンスがあれば、強気なプレーをして勝ちたい」と抱負を口にした。【神谷亮磨】

◆堀江宰吏(ほりえ・つかさ)2004年(平16)5月6日、千葉県生まれ。小1から国分寺台FC(千葉)でサッカーを始め、中学時代は国分寺台西中(千葉)でプレー。家族は両親、双子の兄。167センチ、63キロ。右利き。

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