今年30年目を迎えるJリーグの「30周年オープニングイベント」が25日、都内で行われ、昨季限りで現役引退した元サッカー日本代表の槙野智章氏(35)が自身の今後について語った。

元サッカー日本代表の中村憲剛氏(42)や内田篤人氏(34)とともにゲストとして登場。「Jリーグは30周年で、僕もプロとして17年携わった。今後は違う形になりますが、Jリーグ、サッカー界を盛り上げられるように頑張ります」と力を込めた。

Jリーグ30周年のコンセプトワード「よっしゃ いこ!」にかけて、「よっしゃ いこ!と思う出来事」について聞かれると、今後の自身の仕事について言及。「昨年引退したので、より選手の気持ちも分かりますし、サッカーの軸もありながら、サッカーを知らない方たちに興味を持ってもらえるような角度から伝えていく仕事をしたい。情報番組だったり、そういう仕事もしていけたらと思います」。幅広い露出でピッチ外から盛り上げることを誓った。

イベント後には、受講していた指導者のB級ライセンスを取得したことを明かした。「B級、無事に受かりました。5月にA級を取得しに合宿に参加します。日頃から(今年S級受講予定の)中村憲剛さんや内田篤人さんにもいろいろ話を伺いながら、どういう形で取っていくのか、より早くS級を取れるように動いていきたい」。順調に行けば来年にもS級受講を目指す予定。引退発表時には「監督をやりたいという気持ちが強くなってきた」と話していた槙野。夢への第1歩となった。