ガンバ大阪は25日、大阪・吹田市内で26日のルヴァン杯1次リーグ第2戦のセレッソ大阪戦(パナスタ)に向けて非公開で調整した。

大阪ダービーは全公式戦を合わせて、今回が通算59度目。G大阪が27勝11分け20敗とリードするものの、最近11試合は1勝3分け7敗と大の苦手にする。ホームでは19年5月18日のリーグ戦の勝利を最後に、現在は5連敗中だ。これ以上の黒星は許されない。

イスラエル代表MFラビら各国代表勢が国際Aマッチデーのために離脱し、先発の可能性もあるMF山本悠樹(25)は「ダービーなので、いつもとは違う緊張感。勝たなければいけない使命感はある」と表情を引き締めた。

4-3-3システムの中で、アンカーかインサイドハーフを担う山本悠は「いいコンビネーションを見せたい」と、ダワンやJアラーノらMF勢との連係を重要視した。今季リーグ戦はここまで5試合中2試合に先発、2試合に途中出場している。

初対戦になるC大阪MF香川へは、背番号29は「僕はドルトムントやマンチェスターU時代に見ていた。対戦できるのはすごく楽しみだし、試合に勝つためにやるのはもちろんだが、(長所を)盗めるところはある」と意気込んだ。

初めての大阪ダービーとなるポヤトス監督は「両者にとって大事な試合。今いる選手で準備はできているし、最善の状態で戦うことが大事になってくる」と勝利を誓った。

午後3時開始のパナスタには、2万5000人以上の観客動員を見込む。ともにルヴァン杯初戦を白星で飾ったチーム同士の対決は、激しい攻防が予想される。