J1アルビレックス新潟のGK小島亨介(26)が今季初の連勝に導く。19日は聖籠町で20日のアウェー、サガン鳥栖戦に向けた最終調整に参加。GK練習ではキャッチの感覚を1つ1つ丁寧に確かめた。前節14日は昨季王者・横浜F・マリノスに10本のシュートを浴びながら最少失点に抑え、得意のフィードでも攻撃の起点となるなど、2-1の逆転勝利を呼び込んだ。日本代表“返り咲き”を狙う新潟の守護神が今節もゴールに立ちはだかる。

 

好調な守護神がJ1再昇格後初の連勝をたぐり寄せる。鳥栖戦前日練習後、会見に臨んだ小島は「相手は攻守にアグレッシブ。いろんな予測をしながら柔軟に戦いたい」と頼もしく言い切った。

コンディションが戻り、4試合ぶりに先発出場した前節の横浜戦は前半終了間際に左CKの流れから失点したが、それ以外の場面は好セーブを連発して相手攻撃陣を封じた。チームは後半に2点を奪って逆転で5試合ぶり勝利。小島も長短のキックで攻撃に変化を生み出し、試合視察に訪れた日本代表の森保一監督(54)に存在感を示した。同監督のもと、19年の南米選手権、東アジアE-1選手権でA代表に招集されており、返り咲きは意識するが「まだまだ。(ハイパフォーマンスを)継続して、いつかは」と話す。

昨年12月、小島は元新潟MF大本祐槻(28、J2ロアッソ熊本)と沖縄で約1週間の自主キャンプを実施。スプリントやアジリティーなどの強化に取り組んだ。新潟に戻ってもパーソナルトレーナーの指導を受け、筋力アップにも着手。ここまで9試合でゴールを守り、ハイパフォーマンスを披露する。「体がガッチリしたとよく言われる。オフ期間のトレーニングでベースは作れた。成果は間違いなく出ている」と“進化”に手応えがある。

12位新潟と13位鳥栖の勝ち点差は1。「ゲームの序盤で流れを読み、自分たちの流れに持っていきたい」。敵地で今季初連勝は、上位浮上への足掛かりとなる。【小林忠】

 

 

○…2試合連続ゴールの期待が懸かるMF三戸舜介(20)は「感覚はいい。練習でも何本か(横浜戦と)似たような形で打つことが出来た。ああいう形でなくてもゴールに関わりたい」と意気込んだ。スピードとパワーを兼ね備えたサイドアタッカー。その強烈な印象を横浜戦で見せただけに相手のマークもより厳しくなることが予想されるが、「一発背後を狙いたい。ポケットを積極的に取りに行って相手DFを動かせたい」とゴールをイメージしていた。