川崎フロンターレ(川崎F)鬼木達監督が22日、オンライン取材に応じ、U-20W杯アルゼンチン大会に日本代表として参加しているDF高井幸大とMF永長鷹虎についてコメントした。

取材前に行われたU-20日本代表と同セネガル代表との1次リーグ初戦に、川崎Fの高井が右サイドバック、永長が右サイドハーフで先発出場。「川崎Fホットライン」を形成し、チームの1-0の勝利に貢献した。

2人の印象を問われた鬼木監督は開口一番、「まずは高井の髪形が変わったなというのが一番」と笑わせた。「ぼくらが送り出すときは、いつもの高井の髪形だったので…いいんじゃないですか、気合入っていて」。高井は、前髪が目にかかるほどの長髪でアルゼンチン入りしたが、この日の試合ではスポーツ刈りのような髪形で出場していた。

2人が縦関係でプレーしたことについて、「とびとびで見ていたのもあるんですけど」と断りつつ「お互い右サイドでやれていたので、攻守においてそこの意思疎通の中でもっとできるところがあるのかなと思いました」と言及。一方で「初戦の難しい中で勝ちきったことは次のゲームに対して、よりチャレンジしやすい状況になっているんじゃないかなと思います。よりアグレッシブに、どんどんやってほしいなと思いますね」と期待をかけた。

川崎Fでセンターバックの高井は、慣れないサイドバックで90分間戦った。「その中でも自分のできることをやってほしいです」。永長については「いろんなコンディションがある中で、自分の良さをだしながらやってほしい。まだまだやれるんじゃないかなと思います」。

高井は川崎Fで、4月15日の名古屋戦以降、センターバックで5試合連続先発出場し、大きな自信をつかんだ。3月のアジア杯では、先発をなかなかつかめなかったが、本大会の大事な初戦でスタメンを奪取した。MF永長鷹虎は、ハーフタイムに交代したものの、MF松木玖生のゴールの起点になるなど、奮闘した。

一方で、川崎Fは、リーグ戦2連敗と波に乗れない。中3日で24日にルヴァン杯のアウェー浦和戦に挑む。先月、リーグ戦2連敗中に迎えたルヴァン杯の清水戦に勝利し、その後、リーグ戦3連勝を飾った。鬼木監督は「一つ勝ったところで見えてきたところもある。一丸となって戦っていきたいと思います」と誓った。異国の地で戦う若武者たちの活躍に刺激を受け、勝利に向かっていく。【佐藤成】