アルビレックス新潟はホームでヴィッセル神戸に0-1で競り負けた。前半15分、自陣でのミスから決勝点を奪われた。七夕の夜に今季初の2連勝は逃したが、互いが長所を出し合う好ゲームに集まった2万6519人の両軍サポーターは沸いた。

反撃も及ばず、今季ここまでリーグ最少14失点と堅守を誇る神戸に敗れた。決勝点は警戒していたはずの形で献上。前半15分、自陣深い位置で縦パスを受けたMF星雄次がボールを失うと、最後は神戸FW大迫勇也にゴールネットを揺らされた。先制を許した直後からFW谷口海斗が次々とゴールを狙うが、相手GKの好セーブに阻まれる。

後半開始から星に代えてMF秋山裕紀を投入し、ギアを上げる。同30分にはFWグスタボ・ネスカウとFW太田修介を同時投入し、猛攻を仕掛けたが1点が遠かった。

相手は大迫、FW武藤嘉紀ら日本代表経験者をそろえる。松橋力蔵監督は前日の6日、「個の高さが心理的な部分で影響してはいけない。やって出来ないことはない」と言い切っていた。指揮官の思惑通り、攻守で足を止めず、攻撃では長短のパスを背後のスペースに落としたり、足元につなぎ、敵陣に攻め込んだ。守備も1失点はしたが、4バック中央のトーマス・デンと渡辺泰基を中心に粘りを見せた。

ホーム連戦で白星をつなげることは出来なかった。だが好調な神戸相手に自分たちのサッカーは示した。あとはゴール。やることは分かっている。次節15日はアウェーで北海道コンサドーレ札幌と対戦する。【小林忠】