横浜FCが横浜F・マリノス とのダービーを4-1で制し、4月の借りを返した。前回は相手の個人技と多彩な攻撃に圧倒され、0-5で完敗。この日は、ゴール裏のサポーター席に「YOKOHAMA」の巨大フラッグが揺れ、四方田修平監督(50)が「グラウンドに入った瞬間からサポーターの思いを感じていた。前回、大敗してやり返さないといけないと思っていた」と、3試合ぶりの白星で雪辱した。

3戦前の勝利は、当時首位の神戸が相手。この日も首位横浜を下した。“首位キラー”ぶりを発揮し、今季残り9試合で残留争いを熱くする。同監督は「厳しい戦いが続くけれど、この勝利は残留への自信になる。次の名古屋戦も勝たないと意味がない」と連勝を目指す。

暑い夏場の試合で、相手を圧倒した走力が勝利の原動力となった。テクニックや総合力では相手が上回ったが、走力とメンタルで上回った。3点目と4点目は、厳しいプレッシャーからボールを奪い、カウンターを実らせたもの。後半7分に勝ち越し弾を右足で決め、同17分には相手オウンゴールを誘う右からのクロスを入れたFW伊藤翔(35)は「あまり好きな言葉ではないけれど、今日は“気迫”が前面に出ていた」と話した。