北海道コンサドーレ札幌MF駒井善成(31)が23日の名古屋グランパス戦(豊田スタジアム)で節目を刻む。
出場すればJ1通算200試合を達成する。21日、札幌・宮の沢で練習し「自分だけの力じゃない。今まで関わってくれた全ての人たちのおかげだと思うので、感謝しながら迎えたい」と気合を入れた。
前節16日湘南ベルマーレ戦(0-1)は出場停止。10日ルヴァン杯準々決勝横浜戦(0-3)でイエローカード2枚でレッドカードを受けて、退場したためだった。出場停止はプロ13年目で「初めてだった」という。1試合欠場となり「疲れもなくできる」と、万全の状態を整える。
今節は杭州アジア大会に出場中のU-22日本代表DF馬場、累積警告により2試合出場停止のMF荒野の不在が決まっている。前節ともにボランチで先発した2選手を欠き、同位置ほか複数ポジションをこなす駒井の奮闘が勝利のために不可欠。「しっかり自分たちのサッカーを貫いて勝てればいい」と覚悟を見せた。
「まだまだ現役をやるつもりなので通過点として、次は300試合を目指していけたら」と話す背番号14。“通過点”の記念試合でチームに2試合ぶり勝ち点3をもたらす。