WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは14日のWEリーグカップ決勝のサンフレッチェ広島レジーナ戦(等々力陸上競技場)に向け、調整を進める。11日、試合形式の練習で対峙(たいじ)する選手からボールを奪い取り、広範囲に好パスを散らしたMF石田千尋(21)は「持ち味となる守備だけでなく、攻撃面で数字を残して勝利に貢献したい」とチームの初タイトル奪取に向け、闘志をたぎらせる。
石田は日本女子代表として臨んだ杭州アジア大会では3試合に途中出場し、金メダル獲得に貢献した。4万人を超える観衆の中、ボールを持てばブーイングを浴びるなどアウェーの洗礼を受けたが「攻守の切り替えの部分は良かったし(攻撃の)テンポの部分は意識した。会場の雰囲気も含めて、いい経験ができた」と振り返る。
アジア大会期間中に新潟はWEリーグカップ1次リーグを勝ち上がり、決勝進出を決めた。「(宿舎で)他試合と交互にライブ配信を見ていた。かなりテンションが上がった」。決勝の相手、広島にはアジア大会をともに戦った選手も在籍する。「簡単な試合にはならない。苦しい時間帯で我慢し、決めるべきところで決める。細部にこだわっていきたい」。代表での優勝経験をチームに還元する。【小林忠】



