セレッソ大阪の日本代表DF毎熊晟矢(26)が、チームの救世主になる。

リーグ戦中断明け初戦となる21日、現在3連敗中のC大阪は敵地でサンフレッチェ広島と対戦する。

今季残り5試合。7位C大阪と、最近7試合を5勝1分け1敗で5位に浮上した広島の対戦。両者はわずか勝ち点2差で、目標の3位以内へは絶対に負けられない上位対決になる。

この中断期間中、毎熊は9日から17日まで日本代表の活動に参加。13日カナダ戦(新潟)でフル出場し、17日チュニジア戦(神戸)は出場機会がなかった。18日からC大阪の練習に復帰している右サイドバック(SB)は、心身とも充実した状態で広島戦に臨める。

チュニジア戦後に取材に応じた毎熊は、コンディションを聞かれて「(この日の試合は)出ていないので、まったく(問題ない)。僕らは3連敗しているので、そこ(広島戦)しか見ていない」と即答した。

代表の右SBの定位置争いは、DF菅原由勢(23=AZアルクマール)との一騎打ちになる可能性がある。

「菅原選手のプレーは、自分の課題と照らし合わせて(ベンチから)意識して見るようにしていた。本当に質が高く、波がない選手」と毎熊。

初招集された9月の代表活動と比べ、今回は「満足感はない。アピールよりは、課題が多く見つかった。(手応えは)課題が多かったのでそこは分からない。自分はぎりぎりのところにいるし、(C大阪に)帰ってからのプレーでアピールしたい」と、謙虚な姿勢を崩さない。

C大阪にとって、広島戦は現在5連敗中。悪夢の逆転負けで優勝を逃した昨年10月22日のルヴァン杯決勝から、ちょうど1年がたつ今回の対戦で、何とかリベンジしたい。

リーグ戦ここ3試合で完封負けが続くC大阪は、毎熊がサイドから中央に入ってプレーし、好機を演出するだけでなく、果敢に得点を狙っていきたい。けがなどアクシデントがない限り、背番号16は先発でピッチに立つ。