セレッソ大阪のFW渡辺りょう(26)が22日、大阪市内で公開された練習に完全合流した。
9月23日神戸戦の出場を最後に、足の故障で離脱。25日に27歳の誕生日を迎えるストライカーは、最短復帰が28日のG大阪戦(ヨドコウ)となる。27歳初戦で、人生初の大阪ダービーでメモリアル弾を狙う。
この日、取材に応じた渡辺は「次の試合に何とか出られるように、練習から一生懸命アピールしたい」とコメント。小菊昭雄監督(48)も、ベンチ入りの候補になると明言した。
J2藤枝から今夏、途中移籍した渡辺はここまで7試合1得点。チームは最近4試合連続ノーゴールと得点力不足は深刻だ。
「前の選手はそう(自分が得点したいと)思っていると思う。自分の役割をまっとうした上で、得点は絶対に求められるので、そこは出していきたい」
G大阪戦へは「大阪ダービーはまだ経験したことがないので分からないが、楽しみだし、何よりサポーターが一番負けたくない試合。雰囲気を肌で感じつつ、試合に勝つことがすべて。そこにすべてを懸けて臨みたい」。
サッカー人気の高い静岡県でプロ生活を送っていた渡辺にとって、大阪では野球人気が断然とあって、カルチャーショックを受けたという。
特にメディアのプロ野球の扱いが大きく、数日前に実際、京セラドーム付近で買い物をした際、オリックスのユニホームを着たファンの多さに、驚いたという。
「ちょうど試合の日だったみたいで、むちゃくちゃ人がいた。これが大阪かと思って。サッカーもそれぐらい、地域に根付いていけるように頑張りたい」
日本人エースだったFW加藤陸次樹(26)が今夏、広島に移籍。プロ2年目のホープFW北野颯太(19)も右膝の手術で今季絶望となり、ゴール前で勝負できるFWが足りない。窮地のC大阪を、渡辺が救う。



