川崎フロンターレ鬼木達監督(49)が、7日、オンラインで取材に応じ、9日に控える柏レイソルとの天皇杯決勝への思いを明かした。

昨季、天皇杯を制したJ2ヴァンフォーレ甲府などをみて、カップ戦への思いが強まっているという同監督は「率直にうれしい気持ちはあります」と決勝進出を喜んだ。

続けて「このファイナルのうれしい部分と、ここがすごく一番大事な部分。そこをいい形で勝利をしたい。勝利への強い気持ちはより強まっている」とうなずいた。

17年の監督就任後、5年連続でタイトルを獲得したが、昨季は初めて無冠に終わった。「やっぱりタイトルをとり続けないと、やっぱりタイトルは途切れやすくなると思っている」と危機感を示した。

タイトルを手にするチームの雰囲気を全員で共有し、次の世代につないでいく。勢いだけでは勝てないカップ戦決勝に必要なものは「団結力」とした。「自分もタイトルを取りたいし、とり続けていくためには今年、このタイミングで取らなくてはけないと思っています」と今回の決勝の意義を語った。

特別なことはしない。普段通り、やるべきことを徹底する。魅力的なサッカーをして勝つ。それが川崎Fのスタイルだ。

「楽しいサッカーをしたいといっていますけど、大前提として勝ちたい、勝たせたい思いは強い。そこは外さずにそういうサッカーが勝てるんだという証明をしたい。若い選手たちが躍動することで勝利が近づく。楽しいサッカーと勝つサッカーは別じゃない」と言い切った。

リーグ戦は8位と苦戦したが、10月以降、公式戦10試合負けなしと尻上がりに調子を上げた。ただ、決勝の舞台は何が起こるかわからない。

「自分たちらしさを出すけど、全部がうまくいかないことも織り込み済み。(決勝とは)そういう試合なのかなと。何が起きてもいい準備をしないといけない」と気を引き締めた。