J1アルビレックス新潟の「新戦力」紹介の第5回は、関西福祉大から新加入のMF奥村仁(22)。トップ下、ボランチの位置から前線に飛び出して決定機を演出するゲームメーカーだ。相手の懐に潜り込むような鋭いドリブル、ゴール角を突くコントロールショットで攻撃にアクセントをつける。

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あと3週間、2月24日にプロ1年目のシーズンが開幕する。テクニカルなプレーと献身的な前からの守備でチームに貢献できる奥村は、「ハイレベルの中で自身の特長である背後へのランニングを90分間、出せるようにもっと強化していきたい」と課題とする体力アップに重点を置きながらキャンプに臨んでいる。

関西福祉大からは2人目のプロ選手で、初のJ1リーガー。狭いスペースでボールを受けても慌てることなくパスをさばき、その場にとどまらずに積極的にゴール前に進入して決定機に関わる。大学ではトップ下が主戦場だったが、沖縄キャンプで実施された練習試合では主にボランチに入り、随所で光るプレーを見せた。「自分はアピールする立場。調整ではなく、1戦1戦が勝負。常に結果を求める」と激しいレギュラー争いを勝ち抜く覚悟を口にする。

身長168センチと小柄だが、スピードに緩急をつけたドリブルで大柄な選手の間を突き進む。J1セレッソ大阪の下部組織出身で高3時には背番号10をつけ、FWでもプレー。得点力も武器の1つだ。沖縄キャンプを終えたチームは、3日から高知・春野で仕上げの2次キャンプをスタートさせる。「大学とスピード感が違って、今はついていくのに必死ですが、慣れていけばやれるんじゃないかなと思います」。次世代のゲームメーカー候補は練習からシビアなポジションを取り続け、積極的なプレーでアピールする。【小林忠】

◆奥村仁(おくむら・じん)2001年(平13)4月3日生まれ、大阪府出身。塚原サンクラブ-C大阪U15-同U-18を経て、関西福祉大に進学。168センチ、62キロ。利き足は右。背番号30。