セレッソ大阪の期待の本格派ストライカー、FW山田寛人(24)が近く戦列復帰することが14日、分かった。J2仙台への期限付き移籍を経て、今季2年ぶりに復帰した背番号34は、1月のタイ1次キャンプで故障し戦列を離れていた。

既に全体練習に完全合流しており、24日のFC刈谷(社会人東海リーグ1部)との練習試合に出場の見込み。結果次第で公式戦のベンチ入りが近づく。

小菊昭雄監督(48)はこの日の非公開練習後、山田の状況について「みなさん、期待してほしい。順調にきており、センターフォワードだけでなく、ウイング、インテリオール(インサイドハーフ)もできる。高さ(183センチ)もあって、私のサッカーには必要な選手」と説明した。

C大阪下部組織出身の山田は、今季がプロ7年目。J1通算54試合6得点、ルヴァン杯通算14試合4得点の実績を誇る。

仙台には2度、期限付き移籍するなど武者修行を多く経験しており、センターフォワードの人材難に悩まされ続けるC大阪には、期待の中堅になる。

際立つ勝負強さで過去、何度も劇的な勝利に導いてきた。22年に川崎Fのホーム無敗記録を25試合でストップさせる2発を浴びせ、同年のルヴァン杯でも川崎Fとの準々決勝第2戦のラスト1プレーで劇的同点ゴールをマークし、ベスト4進出の立役者になった。

この日、取材に応じた山田は「試合感覚を戻していければと思う」とし、前節9日の東京V戦で今季初勝利を挙げたチームについて「すごくいいサッカーをしていた。自分もその中でやりたい」と意気込んだ。