昨季3位のFC町田ゼルビアが、同2位のサンフレッチェ広島に逆転負けを喫し、黒星スタートとなった。広島には昨季から3連敗となった。
就任3季目の黒田剛監督(54)は「1-0で勝ちきるしたたかさ、うまさとかもっとやるべきことはあった。交代選手も含めてうまくコントロールできなくて悔いが残る」と肩を落とした。
試合ではDF岡村大八、DF菊池流帆、MF前寛之、FW西村拓真の新戦力4人をスタメン起用し、固い守備とシンプルな攻撃という前年と同じスタイルでゲームを展開。前半26分にMF相馬勇紀が左サイドから独力で突破し、左足を振り抜いてゴール右に決めた。
1点リードでハーフタイムに突入し、指揮官も「ほぼパーフェクト。圧倒できた。1-0で折り返したのは狙い通りの展開」と納得の前半だった。
後半、悪夢が待っていた。後半14分にセットプレーから失点すると、同32分に追加点を奪われ、逆転を許した。
攻撃的な選手を投入したが及ばず、そのまま試合終了。昨季から3連敗で苦手を払拭できなかった。
不運も重なった。新戦力の岡村と菊池が試合中に相次いで負傷退場し、意図しない交代枠を2枚使う形となった。最終ラインで存在感を発揮していた2人だっただけにゲームプランは狂った。苦しい出だしとなったが、黒田監督は「始まったばかり」と切り替えの重要性を強調。敗因を分析し、改善をして次戦に臨む構えだ。【佐藤成】



