1年でのJ1復帰の可能性が前節で消滅していたサガン鳥栖は、今季最終戦も磐田との競り合いに敗れ、ホームで5戦未勝利のまま全日程を終えた。

通算16勝10分け12敗の勝ち点58で、昇格プレーオフ圏内の6位大宮に勝ち点5差の8位に終わった。10月中旬までは6位に踏みとどまっていた。

試合後のセレモニーでは小柳智之社長(39)が、この1年間のサポーターの応援に感謝し、結果について謝罪。

続いて選手会長のGK内山圭(32)が「1年間、多大なるご支援、ご声援を本当にありがとうございました」とあいさつし、その後の内容に観客から大きな拍手を集めた。

「選手会長として役職をいただいて、いまさらながらですが、もっともっと、チームのために、やるべきことがあったんじゃないかなとは思っております。クラブハウス内では練習後に、テーピングのごみが落ちていたり、風呂場ではものを片付けられない選手がいました。そこに対して選手会長として、何も僕はせず見逃してしまったことを、今とても悔やんでおります。本当にそういう小さなことですが、本当に小さなことなんですが、こういう結果を招いてしまったのって、そういうことなんじゃないかなと思っております」

再びサポーターに対し、「最後の最後まで、僕たちの勝利を信じてくれたみなさん、毎回、前向きな声をかけていただき、本当にありがとうございました。きっとサガン鳥栖って、こういう温かいチームなんだなって、思っております」などと言葉を絞り出し、「今後ともよろしくお願いいたします。1年間ありがとうございました」と頭を下げた。

内山の背後に整列していた選手、スタッフは神妙な表情で内山の言葉を聞き、外国籍選手にも通訳がその内容を伝えていた。

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