マイナビ仙台が痛いスコアレスドローだ。ホームでセレッソ大阪ヤンマーレディース相手に0-0で終わった。古巣対決となったFW矢形海優(26)、第3節ぶりの先発出場となったMF大西若菜(23)が攻め込むも無得点。現在4位と目標の3位以内を射程に捉えるも勝ち点1にとどまり、3位東京NBとの勝ち点差は7に広がった。
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序盤は主導権を握った。しかし、ゴールは奪えず、相手のポジションチェンジによりボールを所持される時間が長くなった。後半も修正を図りながら、ピンチを堅守のDF陣が防ぐも、シュート数も相手の9本を下回り5本にとどまりドローに終わった。終盤、スライディングでゴール前に飛び込む執念をみせた矢形は「自分たちのペースを握れたときにチャンスを生かせなかった。自分も起点になれなかったところが課題でした」と悔しさをにじませた。
チーム最多得点のFW津田が4月中旬までU20代表招集のため不在と、戦力を欠く状況だが、須永監督は「新たな発見や進化ができるチャンス」と選手らを奮起させた。
第3節ぶりの先発出場となった大西は「チャンスを多くつくる、ゴールを決めてチームを救うという仕事は絶対こなさなければいけない」と強い覚悟を持ちピッチに立った。強みのドリブル突破で何度も前線にボールを運ぶも、クロスへの対応には課題を残し「一瞬の隙をついて前に入って決めるというところはもっと練習からやっていかなければ」と改善を図る。
リーグ戦22試合も残すところあと5試合。目標の3位以内まで、届きそうで足踏みを続けている。4試合連続無失点と堅守には手応えを得ているが、勝ち点を積み上げるには得点力の課題を打破することが必要不可欠となる。矢形は「守備陣が体を張って守ってくれるからこそ、点を取って安心させたい。全勝する勢いで、どんなゴールも狙っていきたい」。次節は再びホームで千葉を迎え撃つ。【高橋香奈】



