日本(FIFAランク24位)がコスタリカ(同31位)にまさかの敗北を喫し、決勝トーナメント(16強)進出が一転してピンチになった。MF三笘薫(25=ブライトン)は23日のドイツ戦同様に、途中からスーパーサブとして出場した。
後半17分、DF山根と交代でピッチに入り、左のウイングバックでプレー。果敢なドリブルからの仕掛けで、2本、決定機をつくるも得点にはつながらず、逆に後半36分の失点は、三笘が相手をつぶしきれなかったことが発端だった。
試合後の三笘のコメントは以下の通り。
-失点場面について
「僕からのミス、球際で負けてから。あれがなければ失点はなかった。そこは申し訳なかった。次に切り替えるしかない。気持ちを整理して準備したい」
-コスタリカと対峙(たいじ)して感じたこと
「(守備が)固い。気持ちのところで負けた部分があった。試合の入りからもっとできたのではないかと思った」
-前半をベンチで見ていて
「0-0でもいいというプランは持っていて、それは話していた。後半勝負のところはあったが、最初のところでプレスにいけなくて相手が自信を持ってしまった。そういう流れから相手が自信を持って前に来た」
-相手がマンツーマンできていた
「背後を狙ったりしたが、スリッピーな分、難しいところがあった。ブロックを固められたときに動かないと難しい。本番でこうなってしまったのはダメだなと感じている」
-三笘選手には2人がかりで守備に来た
「相手が2人くれば周りを使おうと。パワーを与えることができなかった。アドバンテージがあった分、どこかでアグレッシブに行ききれないところはチームとしてあった」
-ピッチに入るときの指示は
「仕掛けて行けと。最後のところの質でゴールに結び付けられないと意味がない。何かできたのかと思う。今日勝って進みたいと思っていた。次のスペイン戦は後悔しないような戦いをしないといけない。今日のような試合をして試合が終わって後悔が残る試合にはしてはいけない」