日本(FIFAランク24位)がコスタリカ(同31位)にまさかの敗北を喫し、決勝トーナメント(16強)進出が一転してピンチに陥った。

勝てば16強へ大きく前進する試合だったが、守護神ナバスを擁し引いて守るコスタリカの守備網を崩せず、逆に終盤に失点した。ドイツ戦(2-1)に続く連勝が期待されたが、これで1勝1敗。12月1日午後10時(同2日午前4時)からの1次リーグ最終スペイン戦に16強入りを懸けることになった。

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DF山根視来(28=川崎フロンターレ)は、DF酒井宏樹が23日のドイツ戦で左太もも裏を痛め欠場したため右サイドバックで先発し、W杯デビューを果たした。持ち味である右サイドから前線への斜めのパスを前半だけで3本差し込み、好機を演出したが、得点にはつながらなかった。後半からは右ウイングバックに入り、後半17分に交代した。

試合後の山根のコメントは以下の通り。

-3バックを後半は擦り合わせできたか

「得点を取るためのアイデアはもう一工夫必要だった。ボールが入った時、1タッチで斜めに付けて関わっていくことができたら、もっと得点のにおいがするところに進入できたと思う。そこは口で言うのは簡単。みんなで合わせてできたら」

-W杯の舞台に初めて立ったが

「そこにはうれしさはありましたが、今日の相手は自分の特長が出しやすい相手だったので。もうちょっと、自分の所から何か起こせれば良かったかなと思います」

-試合後のロッカーは

「終わりではないですし、3試合あるので。そこに向けて切り替えてやっていくと」

-円陣組んでいたがそこで監督の話は

「同じです。終わってないので。今日負けましたけど、まだ突破の可能性はある。いいリカバーして次につなげたい」

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