史上3チーム目の連覇を狙うフランス(D組1位)が、FWエムバペの2ゴール1アシストの全得点に絡む活躍でポーランド(C組2位)を下し、8強に進出した。この試合をデータ分析会社「Opta」によるデータで振り返る。

◆全勝 フランスはW杯ベスト16での試合は通算6試合で全勝。14年大会からは3大会連続で白星を挙げている。

◆02年大会以来 ポーランドがW杯で2戦連続の複数失点で2連敗を喫したのは02年日韓大会(韓国戦0-2、ポルトガル戦0-4)以来。

◆5連勝中 デシャン監督指揮下のフランス代表は、W杯決勝トーナメントでは通算7試合で1敗。1敗は14年大会ベスト8でドイツに0-1で敗れたもので、以降の決勝トーナメントでは現在5連勝中。

◆最多得点記録更新 フランスFWジルーはポーランド戦でのゴールで国際Aマッチ52ゴール目。アンリが保持していたフランス代表の国際Aマッチ最多得点記録(51得点)を更新した。

◆36歳65日 フランスFWジルーのこの試合の得点は、W杯決勝トーナメントでゴールを記録した選手では、1990年大会のコロンビア戦で当時38歳34日で決めたカメルーン代表ロジェ・ミラに次いで2番目の高年齢での得点(36歳65日)。

◆最年少 フランスFWエムバペは今大会ここまで4戦で5得点。前回18年ロシア大会で自身が記録したゴール数を超えた(7戦4点)。詳細データ収集が可能な1966年以降のW杯決勝トーナメントの1試合で得点とアシストをともにマークしたフランス代表選手で最年少(23歳349日)となった。

◆ラストパス最多 フランスFWグリーズマンは、今大会ここまで全体最多のラストパス15本をマーク。今世紀のフランス代表のW杯同一大会でのラストパス数としても最多となっている。

◆最多タイ フランスGKロリスは、この試合で国際Aマッチ通算142試合目の出場。フランス代表としてはリリアン・テュラムに並んで、歴代最多キャップで、メジャー大会(ユーロ、W杯)通算出場試合数32戦も、テュラムと並び、同代表歴代最多タイ。

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