4大会連続出場のDF長友佑都(36=東京)の歓喜の「ブラボー」は響かなかった。

左サイドで先発。前半18分にはゴール前に飛び込む好機もあった。後半19分にMF三笘と交代するまでプレーした。PK戦はベンチから見守った。試合後は静かに言葉をつなぎながら、今後の日本サッカー界の発展を願い、Jリーグへの応援を呼びかけた。一問一答は以下の通り。

-あと1歩だった。今どう振り返る

「なかなか言葉が出てこないです。とにかく一生懸命最後まで戦った後輩たちと勇気を持ってPKを蹴った選手たちをたたえて欲しいと思います。この悔しさを必ず彼らはこの先の日本サッカーに生かしてくれると思いますし、必ず次につなげてくれると思います」

-120分、堂々たる戦いだった

「日本人のこの魂というものは、戦う魂というものは見せられたと思うし、負けてしまって残念ですけど、日本サッカーは確実に成長しているなと僕は感じています。今Jリーグでプレーしている選手たちもいるし、みんなここにいる選手たちはJリーグで育って海外でプレーしている選手たちです。これから日本サッカーの発展のためにもJリーグをもっと盛り上げていかなければいけないなと思うので、みなさんの地域にJリーグのチームがあると思うので、選手たちはこの勝利のために、ワンプレーのために努力しているので、ぜひ応援してもらいたいなと思う」