MF遠藤航(29=シュツットガルト)はボランチで先発出場。積極的にボールに絡んで相手と競り合い、ボール奪取で貢献した。中盤を担い、攻撃に、守備にと奔走したが、ベスト8までわずかに届かなかった。試合後の遠藤の一問一答は以下の通り。

 

-戦い方を変えたか

「現場としてはそんなに変わらずでしたけど、ちょっとセンターバックに対していけるようにはした。相手もドイツやスペインよりはどちらかというとプレスかけたら結構蹴ってくるような感じだったんで。特にゴールキックとか、はめにいくところとかやってましたし。自分たちもしっかり動かせるゲーム展開ではあったんで、前半から。そこは悪くなかったと思いますね、前半に関しては」

-パスも効いてましたね

「そこは自分の良さでもあるというか。1対1の部分だけじゃなくて攻撃に関わっていくところは4年間やってきた部分ではあるので。そこはシンプルに出せたと思いますけど。まあやっぱりもうちょっとね、延長とかタフな試合展開になったときに存在感を出せればな、と思いました」

-延長に自信ありという相手に対して、勝ちきるために意識したことは

「どこまでリスクを負うかで、相手も多分PKでもOKくらいの感じだったのかなという風に思うし。自分たちも、もちろん1-1で失点はしたくなかったので、そこのところで硬さがあったというか。動かせるところで少し前半よりもシンプルにやるプレーが多くなってしまったのかなというところは感じてたので。相手もはめにきてたのはあるし。その辺は相手もプラン通りだったのかなと思う。まあ、自分たちも別に1-1はOKではあったんですけど。最後PKが本当にすべてでした」

-決勝での試合は

「個人的にはこういう相手に対してもやれる感覚はありましたけど。やっぱり全員が全員めちゃめちゃいいプレーをすると言うよりは、ここっていうときにしっかり守れるとか、その堅い試合をどこまでやれるかとか、そういうところのみんなそれぞれの所属チームの経験だったりとかが相手はあるのかなと思ったし。それは自分たちも学ばなきゃいけない部分ではある。2点目とれるチャンスがあればとれればというところではありましたけど、こういう結果になると、PKも含めて経験不足ってなってしまうのかな」