韓国を下して8強入りを決めたブラジルの選手たちが、試合後に元同国代表で「王様」のペレ氏の顔が載った横断幕を掲げてピッチに登場した。

ペレ氏は昨年9月に結腸腫瘍の摘出手術を受けてから入退院を繰り返し、地元メディアで容体が心配されていた。

試合が終了すると、先発出場したネイマールがペレ氏の回復を祈る横断幕を仲間とともに持ってピッチ内に入り、チーム全員で横断幕を掲げて写真に納まっていた。

現役代表選手たちが見せた心温まる行動に、SNS上では「ペレの回復を祈るセレソンを見て偉大さを再確認」「ネイマールがペレの旗を持って出るのは感動」など好意的な投稿が寄せられた。