欧州チャンピオンズリーグは1日(日本時間2日)にアトレティコ・マドリードの本拠地「メトロポリターノ・スタジアム」で、トットナム-リバプールの決勝が行われる。

イングランド対決の決勝は、07-08年シーズン以来11季ぶり2度目で、同国対決は7度目となる。過去6度の同国対決は4度が延長戦に突入し、3度がPK決着。2度が90分決着だが、12-13年シーズンのドイツ対決でもバイエルン・ミュンヘンが2-1でドルトムントに勝利と1点差の接戦。今回も同じリーグでよく知る相手だけに張り合った試合展開が予想される。

守備重視の傾向が強く出る同国対決の決勝だが、今回はともに準決勝で3点差をひっくり返した自慢の攻撃陣が顔を合わせる。14季ぶり6度目の優勝を目指すリバプールは、22得点でプレミアリーグ得点王に輝いたサラーとマネの2人に、フィルミノを入れた3トップは世界トップレベルの破壊力を持つ。一方のトットナムも孫興民やエリクセン、準決勝でハットトリックを記録したルーカスらタレントそろう。4月から左足首の負傷で離脱していたエースのケーンもチームに帯同。先発出場の可能性もあり、悲願の初優勝へ向けて大きな追い風となる。