マジョルカの日本代表MF久保建英(20)は前節アラベス戦でアギーレ監督就任後初先発を飾っていたが、強豪バルセロナ相手に守備的な戦いが必要となり再びベンチスタートとなった。

久保は後半頭からウオームアップをスタート。0-2となった直後の同15分にピッチに入ると、スタンドの観客からブーイングが起こった。

久保は5-3-2システムのセカンドトップでプレーしたが、バルセロナにボールをキープされ、守備に追われる時間が長かった。同31分にはシュートを打ったがDFにブロックされた。ほとんどボールに触れず、目立った活躍なく試合を終えた。

地元紙の久保への評価も低かった。スペイン紙アスは最低の0点(最高3点)をつけ、マルカ紙は1点だった。

久保の今季のリーグ戦成績は25試合(先発16試合)、1479分出場、1得点0アシスト。マジョルカの成績は34試合8勝8分け18敗の勝ち点32で残留圏内の16位となっている。

(高橋智行通信員)