古巣ビリャレアル相手にフル出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)に対し、クラブの地元紙の評価はやや低かった。

Rソシエダードは23日、スペインリーグ第26節でビリャレアルとホームで対戦するも、終盤にミケル・メリーノが1点を返しただけで1-3の敗北を喫した。

公式戦5試合連続で先発出場した久保は、いつも通り4-3-3の右ウイングでプレーした。前半に2度の決定機を得るが、22分のシュートはGKにセーブされ、24分のシュートはDFにクリアされる。

後半開始後の5分にペナルティーエリア手前から放ったシュートはGKにキャッチされたが、41分のクロスはミケル・メリーノが挙げたゴールの起点となった。久保は最後までピッチに立ち、AFCアジアカップ(アジア杯)後の公式戦5試合連続にフル出場を果たしたが、2連勝を飾れなかった。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保については、「トライし続けたが…。シーズン開幕時のようなキレや違いを生み出す能力を欠いている。バレネチェアがいないとチームは久保のサイドでプレーしすぎてしまうし、彼にはクオリティーがあるが、相手の守備がうまかった」と寸評。やや低い5点(最高10点)をつけたが、評価は全体的に厳しめだったため、チームトップタイとなった。

トラオレ、ハビ・ガラン、スビメンディ、オラサガスティ、アランブル、ザハリャンが久保と同じ5点。続いてル・ノルマンが4点、パチェコとブライス・メンデスが3点、レミーロとアンドレ・シウバがチームワーストの1点。開始直後に負傷交代を余儀なくされたバレネチェア、そしてミケル・メリーノ、サディク、ベッカーは採点なしとなった。

久保の今季ここまでのスペインリーグ成績は、21試合(先発19試合)、1687分出場、7得点3アシスト。Rソシエダードは26試合を戦い、10勝10分け6敗の勝ち点40で6位。

この後、中4日の27日に開催される国王杯準決勝第2戦でマジョルカをホームに迎える(アウェーの第1戦の結果は0-0)。勝ち抜いた場合、アトレチコ・マドリードとビルバオの勝者と優勝を懸けて4月に対戦する。(高橋智行通信員)