クリスタルパレスの日本代表MF鎌田大地(29)はホームのボーンマス戦にボランチでフル出場した。チームは終盤に追い付いて3-3で引き分け。フランス代表FWジャンフィリップ・マテタ(28)がハットトリックを達成した。

日本代表として14日のブラジル戦(3-2)に先発して歴史的金星に大きく貢献した鎌田は疲れも見せず、中3日でフル出場。同じ3-4-2-1のダブルボランチの一角で視野の広さと技術の高さを示し、随所に好パスを配給した。

チームは前半7分にボーンマスの19歳FWクルピにCKから先制を許すと、同38分にもガーナ代表FWセメンヨの左クロスのこぼれ球を再びクルピに蹴り込まれて失点した。

2点を追いかけるクリスタルパレスは、後半19分に右サイドを攻め上がったDFムニョスの鋭いクロスをFWマテタが押し込んで1点差に迫ると、その5分後に鎌田の絶妙なパスを起点に同点ゴールが生まれる。敵陣中央やや左から右サイドへ浮き球のパス。右からペナルティーエリア内に進入したムニョスがダイレクトで折り返すと、最後はマテタが押し込んで2-2とした。

だが、後半44分に自陣右サイドを崩されて途中出場のMFライアン・クリスティーに勝ち越し点を許し、日本代表のブラジル戦同様、0-2から3-2と逆転することはできなかったが、後半追加タイムに鎌田の左CKからのゴール前の競り合いでDFグエイが倒されてPKを獲得。それをマテタが落ち着いて仕留めて追い付いた。

3発のエースFWは英BBCのインタビューで「ファンにとっては見ていて楽しい試合だったと思う」とコメント。13日のワールドカップ(W杯)北中米大会欧州予選アイスランド戦で代表初ゴールをマークしたことについては「夢がかなった。今はクリスタルパレスに戻って一生懸命頑張っている」と話した。