[ 2014年2月21日19時23分 ]

 ソチ冬季五輪日本選手団の橋本聖子団長は21日、日本のメダルが海外の五輪で最多の8個となったことを「チームジャパンの力を示してくれている。ここ2大会メダルがなかった雪のチームに助けられ、氷の方も力をもらった」と評価した。日本は1998年長野五輪の金5個を含む計10個を上回るメダルを目標に掲げている。

 橋本団長は20日のフィギュアスケート女子フリーで巻き返して6位に入賞した浅田真央選手(中京大)の演技を「メダルは取れなかったが、心に響いた。国民にも強いメッセージが伝わったと思う」と称賛した。スキー・ジャンプ女子の高梨沙羅選手(クラレ)らメダル有力候補が敗れた結果は「確実に取りにいく競技で達成できなかったものも多くある。4年後への大きな課題」と受け止めた。