[ 2014年2月16日5時51分 ]銀メダルを獲得し、日の丸を手に喜ぶ葛西紀明(共同)
ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで、7大会連続五輪出場の葛西紀明(土屋ホーム)が銀メダルを獲得した。
41歳でのメダル獲得は冬季五輪日本選手最年長で、日本勢のジャンプでの表彰台は1998年長野五輪以来16年ぶりとなった。
試合後のインタビューは以下の通り。
-おめでとう
葛西
ありがとうございます。ノーマルヒルではメダルを取れなかったんですけど、本当にメダルを取るという難しさをすごく感じていて、今日もレベルの高い試合だったので、メダルを狙ってはいたけれども、簡単に取れるとは思っていなくて、すごくいろんな事が頭の中でぐるぐる回っていた。失敗したらどうしようとか、メダル取れたらどうしようとか、そういうことがたくさん頭をよぎっていて…でも、2本ともいいジャンプが出来たと思います。
-2本目の得点が出るまでに時間がかかった
葛西
(伊東)大貴、(竹内)択、(清水)礼留飛がすぐに駆け寄ってくれたので、トップに立ったのが分かったのでその時点でメダルが確定と言うことで、非常に嬉しく思いましたね。
-オリンピックの表彰台に1人で立った
葛西
初めてですね。個人戦でメダルを取ったことが無かったので、明日メダルセレモニーでどんな状況になるか分かりませんが、本当に楽しみにしています。
-長く、強くいられるコツとは。みんなが不思議に思っている
葛西
僕も不思議に思っています。本当に負けたくないという気持ちが一番強かったですし、たくさんの方に支えてもらえて、お父さん、お母さん、そして姉、妹、そして会社の方たちファンの方たち、ずっと今までたくさん応援してくれているので、その応援に応えたいなという思いが自分の一番の思いです。
-不思議を通り越して、レジェンドの愛称が浸透
葛西
金メダルを取って、本当にレジェンドと呼ばれたいと思ったんですけれども、まだまだ目標ができたので、金メダルという目標に向かって、また頑張りたいと思います。
-まだ、続きがある
葛西
また諦めずに金メダルを目指して頑張りたいと思っています。