リオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねた東京マラソン(28日)の記者会見が26日、東京都内で行われ、初マラソンに挑戦する村山謙太(23=旭化成)が「爆発的な走りをすれば日本記録を出せる」と、自信たっぷりに宣言した。

 22位に終わった昨年8月の世界選手権の直後から、所属先の宗猛総監督の勧めで、本格的にマラソン練習を開始。40キロ走を1カ月1本ペースで続け、年明けには2時間5分までタイムを縮めてきた。「初マラソンなので、欲は抑えつつ」と前置きしながら「勝負できると思ったらいきたい」と、流れを見ながら30キロ過ぎから仕掛けるつもりだ。「6分、5分台が出てもおかしくない。それだけの練習をしてきた。最低でもサブテン(10分以内)」と、勢いを武器にリオの切符取りに臨む。