陸上の世界選手権(8月、ロンドン)代表選考会を兼ねた日本選手権が今日23日、大阪市のヤンマースタジアム長居で開幕する。

 男子100メートルの桐生祥秀(21=東洋大)は、3位に終わった昨年のリベンジを誓った。「去年は悔しかったので、今年は笑顔で終わりたい」。昨年、決勝のレース中に右足がけいれん。リオ切符は手にしたが、不本意な内容に涙した。ライバルとの争いに「この中で優勝すれば、自然といいタイムになる。大舞台で自己ベストを出したい」と口にした。