全日本大学駅伝(名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ、日刊スポーツ新聞社後援)は明日5日に号砲が鳴る。4日、開会式が名古屋市内で行われ、出雲駅伝に続く2冠を狙う東海大の両角速監督(51)は「調子がいい」と万全な調整ぶりを強調した。

 「4区でどういう位置にいるか。粘っていくことが大事」と前半で先頭争いを展開し、後半で差を広げるプランを描く。出雲駅伝では2位青学大に1分33秒の差をつけて優勝したが、慢心はない。選手には「優勝を口にするな」とチャレンジャーとして挑む。14年ぶり2度目の頂点へ「あくまでも挑戦者。相手に向かっていくだけ」と引き締めた。