仙台育英(宮城)が1時間6分35秒、歴代2位の好タイムで23年ぶり3度目の優勝を果たした。

 釜石慶太監督は「就任して6年がたちますが当時は苦しい時代。支えてくれた卒業生、学園関係者に感謝したい。1、2区の3年生が勢いをつけてくれたのでアンカーの1年生もノビノビと走れました」と話した。

 最終5区を走った1年生の木村梨七は「先輩たちがつないでくれたタスキをゴールまで運べてよかった」と笑顔を見せた。

 仙台育英は1区で7位も2区でケニア人留学生のヘレン・エカラレ(3年)が快走。0・8キロ付近でトップに立つと区間新記録でタスキリレー。以降は首位を譲らずタスキをつないだ。