24日朝に80歳で肺炎のため亡くなった小出義雄さんのお別れ会を開催する検討が25日、始まった。

関係者によると、すでに帝国ホテル(東京・内幸町)など一流ホテルの営業員が、小出さんが代表を務めていた佐倉アスリート倶楽部を訪れ、会場に関するオファーをしているという。生前に小出さんは「坊さんを呼ぶんじゃなくて、芸者でも呼んで、歌でも流せ」と言っていたという。実現すれば、湿っぽさなどない、にぎやかな会となりそうだ。

この日、千葉・佐倉市内にある小出さんの実家にはファンと見られる人も訪れていた。ともに、さくら斎場で開かれる通夜(28日午後5時)、告別式(29日午前9時)以外にもファン、関係者らが平成の名伯楽をしのぶ場ができるかもしれない。