自己記録9秒98の桐生祥秀(25=日本生命)が追い風0・1メートルの条件下、10秒30で3位となった。

山県亮太、小池祐貴に次ぐ順位となり「あんまり誰が何とかは関係ない。いろいろ感じることがあった。(今大会で今季屋外)初戦を走って、次からの大会で修正したい」と切り替えた。

予選1組では終盤流しながら10秒36(追い風0・6メートル)。決勝はスタートでミスがあったという。

3月の日本室内選手権では、左膝裏の違和感で決勝を棄権。この日のレース後は「膝の方は本当に問題なく走れた」と振り返った。大きなターゲットとなる日本選手権(6月24~27日、大阪・ヤンマースタジアム長居)、その先の東京五輪に向けて「シーズンの体にはなってきている。ここから1本1本いけば、タイムは上がってくると思います」と意気込んだ。