日本陸連は22日、24日から開幕する日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)の欠場選手を発表した。

男子400メートルでは19年世界選手権代表のウォルシュ・ジュリアン(24=富士通)は左腓腹(ひふく)筋腱(けん)損傷のため出場を回避した。参加標準記録44秒90は切っていないが、東京五輪の出場に関連する世界ランキングでは出場圏内の27位。48位までは出場権を得られるため、日本選手権を欠場しても、2大会連続となる五輪に出られる可能性は極めて高い立場にいる。

他には女子短距離の鶴田玲美(24=南九州ファミリーマート)は100メートルを回避し、200メートルに専念する。200メートルは23秒17のベストを持ち、東京五輪の参加標準記録は22秒80となる。

また男子100メートルでは永田駿斗(25=住友電工)は6日の布勢スプリントのゴール後に左腕を骨折したため。男子短距離の犬塚渉(23=スズキ)も100メートルは欠場し、200メートルに専念する。