10月の出雲駅伝に次ぐ大学駅伝2冠を狙った東京国際大は、5位に終わった。

大志田秀次監督は「ペースは前半型。(最後の)長いところで順位を落とした」と、来年1月の箱根駅伝に向けて、「いいレースはできたが、課題も見つかった」と話した。

3区(11・9キロ)で、エースのヴィンセント(3年=ケニア・チェビルベレク)が32分46秒の区間新でトップに立った。異次元の走りで、2位の早大に1分1秒の差をつけたまでは順調だった。

5区で3位に下がるが、6区で再び首位に再浮上。しかし、7区で、駒大の田沢、青学大の近藤という学生屈指のランナーの後塵(こうじん)を拝し、再び3位に落ちた。最後の8区は宗像聖(3年=福島・学法石川)が「強みの長い距離で、こういう結果になって申し訳ない」と、2つ順位を下げて5位に終わった。