浜松市立の2区・沢田結弥(1年)が好走を披露した。

25位でタスキを受けると、冷静に前を追った。後半にかけてペースを上げ、6人を抜いて19位に浮上。「タイムを気にせず、1人ずつ追いかけることを考えていた」と振り返った。大会10日前に右足首を捻挫。一時的に練習を離脱した不安を振り払い、区間5位の力走。「走っている時は、全く気にならなかった。初めての都大路は楽しかった」と白い歯を見せた。チームを初出場に導いた杉井将彦監督(58)は「沢田には焦りもあったと思うが、よく走ってくれた」とたたえた。

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来年は2年連続出場を狙う。エース級の活躍が期待される1年生は「より上の順位で勝負できるようになりたい」と意気込んだ。

▽女子 (1)仙台育英(宮城)1時間7分16秒(2)薫英女学院(大阪)1時間8分23秒(3)神村学園(鹿児島)1時間8分23秒(23)浜松市立(静岡)1時間12分15秒