2位東京国際大に1分37秒差の首位でタスキを受けた青学大の若林宏樹(1年)が、区間記録に22秒差に肉薄する1時間10分46秒の区間3位の好記録をマークしてトップで往路のゴールテープを切った。青学大は歴代2位の5時間22分6秒で20年以来2大会ぶり5度目の往路優勝。

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ペースを抑えてスタートしたが、上り坂に入ってから一気にギアを上げた。終盤まで区間記録ペースの快走で2位との差を2分37秒に広げた。

4位でタスキを受けた昨年区間賞の帝京大の細谷翔馬(4年)が、3位に落ちた東京国際大の倉掛響(1年)抜き、11・2キロ地点で2位にいた国学院大の殿地琢朗(4年)も抜いて帝京大最高順位の2位に浮上。細谷自身も1時間10分33秒のタイムで2年連続の区間賞を獲得した。

トップと2分55秒差の6位でタスキを受けた優勝候補の駒大は、金子伊吹(2年)が3人抜きの力走で青学大と3分29秒差の3位で往路を終えた。4位は国学院大、5位順大、6位中央大、7位東京国際大、8位創価大、9位東洋大、10位東海大。以上がシード圏内。