連覇を目指した駒大は、10時間54分57秒で総合3位に終わった。

【箱根駅伝復路】ライブ速報>>

復路ではルール上限となる4人を当日変更し、往路優勝した青学大から3分28秒遅れで出発。誤算だったのは、8区で起用した鈴木(2年)が区間18位と失速。前回大会で見せたような逆転優勝はできず、大八木弘明監督は「私の采配ミスです」と自身の責任を痛感していた。

鈴木は昨年の日本選手権1万メートル3位の実力者。昨年9月に疲労骨折し、今季は出雲・全日本駅伝と欠場。今回が故障明けのレースだったが、大八木監督は「(鈴木)芽吹は前に痛めていたところを、15キロ地点で痛めてしまった」と説明。「区間でもあまりよくない位置にいましたし、そのへんの流れがうまくいかなった」と敗因を述べた。

往路2区で区間賞を獲得したエース田沢を筆頭に、出場した9人が新チームに残る。悔しさをかみしめ来季に生かす。