東京オリンピック(五輪)男子3000メートル障害で7位入賞した順大3年の三浦龍司(20)が、1500メートルで日本歴代2位の3分36秒59をたたき出して優勝した。

ラストスパートでは遠藤日向(住友電工)との接戦を制した。「タイムは意識していなかったが結果オーライ。自己ベストだったのでうれしい」と笑みをこぼした。

昨夏の東京五輪では、300メートル障害で日本勢49年ぶりの決勝進出を果たした。今季は7月に世界選手権が開催される。「オリンピックでは海外の選手と総当たりしたわけじゃない。チャレンジャーの気持ちでやっていきたい」と話した。