昨年の日本選手権で男子100メートル、200メートルともに2位と躍進したデーデー・ブルーノ(22=セイコー)は、男子200メートル予選で21秒04(追い風0・4メートル)の1組4着に終わり、決勝進出を逃した。スタートは悪くなかったが、後半伸びを欠いた。

「準備不足だった。練習不足が大きいと思う」。3月に東海大を卒業し、4月1日付でセイコー所属となった。9日の100メートル予選ではまさかの準決勝敗退。初の世界選手権(7月、米オレゴン州)出場は厳しい状況となった。

今後に向けては「100メートルでは徐々に光が見えている。調子を上げていきたい」と復調を誓った。