陸上女子やり投げの北口榛花(24=JAL)への感謝状贈呈式が7日、北海道庁で行われた。7月の世界選手権(米国)で、投てき種目では日本女子選手初の表彰台となる銅メダルを獲得。道民に勇気と感動を与えたことに対する感謝状を、北海道の鈴木直道知事(41)から受け取った。

北口はトレードマークの満面の笑みで「今シーズンは自分でも信じられないぐらい良いことが続いて『大丈夫かな』と心配になるぐらいでした」と報告。鈴木知事は「再来年のオリンピックパリ大会でも、北口選手の明るい笑顔を見るのが楽しみ」と期待を寄せた。

年明けには現在の本拠地チェコに戻り、新シーズンに向けて始動する。「今年(の世界選手権)は銅メダルでしたので、他の色は金か銀しかない。来年以降は、その2つの色を追いかけます」と、力強く抱負を口にした。