箱根駅伝は次回(24年1月2、3日)、第100回の節目を迎え、予選会の参加資格を関東から全国の大学に広げる。

予選会の参加資格を従来の「関東学生陸上競技連盟男子登録者」から「日本学生陸上競技連合男子登録者」に拡大。一方、予選会で敗退した大学の選手で構成するオープン参加の関東学生連合は編成されないことになった。関東学生陸上競技連盟によると、第101回大会以降の開催方法は検討するとしている。

22年11月の全日本大学駅伝を参考にすると、関東地区以外では最上位の16位だった関西学院大、17位の大阪経済大、18位の立命館大、19位の環太平洋大などが出場を狙っている。

箱根駅伝は全国区の人気がありながらも、事実上の関東大会という在り方は疑問視されてきた。将来有望な選手は軒並み関東の有力校に進学するため、関東とそれ以外の大学では戦力差が大きい現実もある。