<陸上:日本選手権混成競技>◇初日◇4日◇神奈川・川崎市等々力陸上競技場

 男子10種競技前半でトップに立ったのは4019点をマークした中村明彦(20=中京大)だった。1日目に得意とする100メートルと走幅跳び、走高跳び、400メートルが行われることもあり、5月の東海学生対校では4090点の十種競技初日の日本最高記録をマークした選手。今日はベスト記録を更新できなかったが、100メートルと400メートルでは参加選手中1位の記録で走り「トラック種目は全部トップを取りたい」という〝公約〟を果たした。投てきや棒高跳びなどパワー系種目の多い明日は右代啓祐に逆転されそうだが、「最初の110メートルハードルで差を広げてプレッシャーをかけたい」と意欲的だった。