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フィギュアスケート

田中刑事

田中刑事

たなか・けいじ

田中刑事

生年月日1994年(平6)11月22日

身長、体重172センチ

出身地岡山県

主な戦績11年世界ジュニア選手権2位、13年全日本ジュニア選手権優勝、16、17年アジア杯2連覇、16、17年全日本選手権連続2位、18年4大陸選手権4位、18年平昌五輪18位、18年世界選手権13位、19年GPスケートカナダ3位。19年USインターナショナル優勝。20年チャレンジ杯2位。

コーチ長光歌子、淀粧也香

2021-22楽曲SP=Shin Evangelion、フリー=Whiplash

2021-22振付師マッシモ・スカリ、宮本賢二

2020-21楽曲SP=「Hip Hip Chin Chin」、フリー=映画「シャーロック・ホームズ」

2020-21振付師マッシモ・スカリ、宮本賢二

2019-20楽曲SP=「Hip Hip Chin Chin」、フリー=映画「シャーロック・ホームズ」

2019-20振付師マッシモ・スカリ、宮本賢二

自己ベスト総合258.84(19年国別対抗戦)
SP89.05(19年国別対抗戦)
フリー166.91点(19年GPスケートカナダ)

練習時間(週)24時間(2019-20)→14時間(2020-21)

趣味遊戯王カード、YouTube観賞

SNS、ブログなどTwitter: @deka_1122Instagram: 2211keiji

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プロフィル

スケートを始めたのは連島小2年。10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔と同じ岡山・倉敷市のヘルスピア倉敷が初滑りの場所だった。同じ連島中に進み、中3時に全日本ジュニア6位、全日本選手権8位。バンクーバー五輪直後には、「五輪が身近に感じられるようになりました。高橋選手のようにかっこいい演技をしたい」と思い描いた。

地元では有望選手として知られた存在だったが、小4の夏、長野・野辺山での全国有望新人発掘合宿で衝撃を受けたことが、1つの転機となった。「やっぱりゆづは何か違いました。羽生くんも、日野くんもそれまで、名前さえ知らなかった」。東は京都までしか行ったことのなかった少年が、宮城の羽生結弦、東京の日野龍樹という同学年のライバルに出会った。遠くにいるライバルの存在を発奮材料にしながら、練習に明け暮れた。

14−15年シーズンからシニアに上がった。平昌五輪出場を目標に国際大会で経験と実績を積み上げ、16年NHK杯ではグランプリシリーズ初の表彰台となる3位に入った。年末の全日本選手権でも自身最高位の2位になった。

17年4月春から倉敷芸術科学大大学院へ進学することを表明した。環境を変えずに、18年平昌五輪出場を目指した。全日本選手権で見事に2年連続2位となり、代表の座をつかんだ。五輪ではSP、フリーともにミスが出て悔しい18位。「これが五輪なんだ。難しさが身に染みた。今後どんな試合に出ても、小さな舞台や大きな舞台でも、この緊張感というのは一生の宝になる」と答えた。

五輪以降も現役で滑り続け、「攻める」というテーマを常々口にする。20—21年シーズンは右膝の故障に悩まされたが、できる限りの演技でシーズンを完走した。

21―22年の北京五輪シーズンは全日本選手権で11位。シーズン後に現役引退を表明し「競技者の時には『攻める』をテーマに滑ってきましたが、次に進む道でもその熱量を持って取り組んでいこうと思います」と今後はプロスケーター、コーチとして活動する。

刑事という名前は、「正義感強く育って欲しい」という思いで父に名付けられた。本人は「『この名前で良かったな』って思う方が多いですね。覚えられやすいですし」とお気に入り。「本当に人一倍悪さできない。1つ1つの悪いことに対して、人一倍抵抗感があります」と笑いながら話したことがある。




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